こんにちは。峪さとるです。
GWも終わって、GW前と同じ服で仕事に行こうとしたら、
気温が一気に上がってて慌ててタンスから服を引っ張り出した今日この頃です。
というわけでGWも終了してしまいましたが、
先日紹介したPS4版の「9時間9人9の扉」「善人シボウデス」のダブルパックの、
「善人シボウデス」の方もクリアしましたので折角なので同様にレヴューでもしてみたいと思います。
※今回もネタばれ無しで書いております。
↓前回の「9時間9人9の扉」記事はこちら
善人シボウデスのレヴュー
元々はニンテンドー3DSとプレステVitaのソフトで、
極限脱出シリーズの第2作目の作品がこの「善人シボウデス」になります。
こちらも9時間9人9の扉と同様に当時から若干興味はあったのですが、正直続編とは知りませんでした。こちらも同様に晴れてPS4でプレイすることになりました。
簡単なゲームの内容としては、これまた9時間の方と同様に探索パートとノベルパートの二つに分かれており交互に繰り返して進行していくタイプのアドベンチャーゲームになります。
9時間と大きく変わったのは、全編を通して2Dから3Dに変わったところかと思います。
なので9時間終わって善人を始めると最初はすごい違和感を感じました。
引き続きでやったせいとは思いますが、いっそ2Dのままの方が雰囲気は良かったかもですね。(プレステ4で、3DSからの移植の3Dなのでしょうがない部分なのかも)
ただこれは少しやってると慣れてくるかと思います。
探索パートも9時間同様に部屋を調べてアイテムを探して謎を解いていく要素は脱出ゲームそのままを引き継いでいるのですが、こちらも見た目3Dに変更されているので多少とっつきにくさと謎解き部分で操作性の悪さがが出てきてしまっているかもです。手間に感じる謎も何個かあります。
またルート分岐が沢山ありますが、同じ謎解きをやらなくて済むようにきちんと考えられた作りになっているのは好印象です。
悪いように書いてますが、総合的にみるときちんと楽しめるレベルにはなっているかと思います。9時間の方で気にならなかった部分が気になるようになってしまった面があるのかなっと。
ストーリー面の方は・・・
ストーリー自体はまず前提条件として、9時間の続編になっていますので(同じキャラも出ます)、先に9時間の方をやると良いかと思います。
(ダブルパックどちらからも出来るのとタイトルだけだと続編と分からないかと思うので一応)
また、9時間の方のレヴューでも書いた、作品内の独自の理論法則がより色濃く出てくる・・・というより話の肝になってきますので、
そこは受け入れる姿勢でプレイしてもらうと素直に楽しめるかと思います。
上でも少し話しましたが、今回はキャラクター9人それぞれのルートがある形になっているのでボリュームは9時間よりはるかに多くなっています。
個別ルートでその人を攻略!というよりはそれぞれの人をピックアップした展開で進行する話を読み進めるというニュアンスといった感じになります。
また、各ルートの途中で一時ロックがかかり、先に他のルートを進めたら続きが読めるようになる展開もあるので、ルートの選び方次第ではフローチャートをいったり来たりになることもあります。(よそのルートで得たパスワード入力とかもあるので、きちんとメモしとかないといけません)
あとは・・・2代目モノクマの前身はここにあったのか!(ボイス的な意味で)
とかちょっと思ったウサギ系マスコットキャラが序盤の進行役を務めます。
・・・出番をもうちょっと増やして上手く利用すれば良かったのにとかとかですね。
で、一番肝心なのが一応のラストは迎えるものの、見事に「次回作につづく」な展開のラストになっています。
3作目も刻のジレンマという作品がシリーズ完結作として発売済みのようです。
極限脱出シリーズ3部作なのにダブルパックなのはどうなのかっとかちょっと感じますね。
プレイ時間は大体25時間ぐらいになるのではないかと思います。
総評としては、ついつい読み進めてしまうくらいの楽しさがあるのに、
何か不満を感じてしまう惜しさがある作品といったところでしょうか。
十分楽しめるのは間違いないのですが、その分マイナス面が惜しく感じるという感じですね。
なんだかんだで3作目もするかと思う出来にはなっています。
以上ざっくりと纏めてみましたが、少しでも参考になればです。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。